TRANSPARENCY AND METHODOLOGY
AIメンタルトレンドは、日々の公開情報から、社会の出来事と心の動きの接点を継続的に整理するJAPOCの情報発信活動です。
本ページでは、観測期間、情報源、証拠の判定、AIの役割、プライバシー配慮、公開前確認、訂正方法を公開します。個人を診断・評価するものでも、公開情報の全量や日本社会全体の感情を示す統計でもありません。
1.目的と位置づけ
AIメンタルトレンドは、日本オンラインカウンセリング普及協会(JAPOC)が、メンタルヘルスに関わる社会の動き、生活上の負担、相談支援で見落としたくない論点を、確認可能な公開情報から整理する日次記録です。
公開情報で確認できた事実、公開投稿者による自己申告、JAPOCによる分析・推論を区別し、根拠の量が不足する日は長文を作るのではなく、短報または観測記録として公開します。
2.観測期間
日次記事では、記事日ごとに次の24時間を日本時間の固定観測窓とします。
調査は観測窓が終了した当日7時00分以降に行います。
観測窓より前に公表された統計、研究、制度案内、季節予測などを参照する場合は、当日の傾向を示す証拠ではなく、背景資料として区別します。公開時刻を確認できない情報も、当日証拠として数えません。
2026年8月15日以前の初期記事には、現行の固定観測窓と異なる期間で作成したものがあります。該当記事では、記事上部の「編集・検証情報」に当時の観測条件を明記し、後日判明した出来事を当日の傾向として追加していません。
3.情報源と確認分野
情報源の種類が一つへ偏らないよう、アクセスできる範囲で次の公開情報を確認します。
公的な一次情報
政府、省庁、自治体、国際機関、公式統計、公式発表
研究・専門情報
大学、研究機関、専門職団体、査読論文、当事者支援機関
報道情報
編集責任と訂正方針を確認できる報道機関
公開された声
公開相談、公開SNS、公開検索動向。個人情報と再特定可能性に配慮します。
検索結果の見出しやAIによる要約だけで事実を確定せず、可能な限り元ページを開き、発行主体、本文、公開・更新日時を確認します。同じ発表の転載や再共有は、複数の独立した根拠として重複計上しません。
日次で確認する10分野
恋愛・結婚・パートナー関係
家族・子育て・介護
仕事・職場・キャリア
学校・学習・進路・若者
友人・対人関係・孤独
お金・住まい・生活基盤
トラウマ・被害・喪失
精神疾患・精神症状
身体疾患・身体的不調
障害・発達特性・社会的障壁
精神疾患や症状に関する情報を扱う場合も、投稿内容だけから診断名を推定しません。十分な情報を確認できない分野は、推測や一般論で補わず、判定材料が不足したことを記録します。
4.証拠水準と記事形式
根拠の量と独立性を記事作成前に判定します。この区分は、病気や悩みの多さを測る尺度ではなく、日次記事を水増ししないための編集基準です。
標準レポート
当日証拠が5件以上、独立した発行主体・プラットフォームが3つ以上あり、中心テーマを2種類以上の情報源にまたがる独立した3件以上の証拠で確認できる場合に作成します。公式の定量資料1件と独立した当日観察2件以上が同じ論点を支持する場合も含みます。主要な事実には一次情報を優先し、本文は根拠に応じておおむね5,000字から9,000字とします。
短報
当日証拠が2件から4件、または情報源が一種類へ偏る場合です。確認できた事実と限界を中心にした1,800字から3,500字程度の短報とし、原則として検索エンジンのインデックス対象外とします。
観測記録
当日証拠が0件から1件の場合です。十分な資料を得られなかったこと自体を800字から1,500字程度で記録し、総合テーマを創作せず、検索エンジンのインデックス対象外とします。
5.調査・編集の手順
- 記事日、観測開始・終了時刻、調査終了時刻を最初に確定します。
- 確認したURL、発行主体、公開日時、情報源種別、該当分野を内部の証拠台帳へ記録します。
- 元ページを確認し、当日証拠と背景資料を分け、転載や再共有を重複から除きます。
- 個人の公開投稿を匿名化し、事実、本人の自己申告、JAPOCの推論を分類します。
- 本文を書く前に証拠水準を決定し、その水準を超える断定や文章量を避けます。
- 公開前に、日付、団体名、出典、医療・安全表現、プライバシー、AI利用表示、SEO設定を確認します。
- 公開後に、記事表示、カテゴリー、リンク、canonical、robots、構造化データを確認します。
証拠台帳には個別投稿の確認URLが含まれることがあるため、そのまま公開記事へ掲載せず、編集確認と月次集計に用います。
6.事実、自己申告、分析の区別
- 確認できた事実:公的発表、統計、元ページ上で確認できる日時や内容
- 投稿者の自己申告:公開相談やSNSへ本人が記した体験や気持ち
- JAPOCの分析・推論:複数の情報を照合して整理した解釈や支援上の示唆
単一投稿を社会全体の傾向へ一般化しません。検索順位や一画面の表示を、投稿数、有病率、発生率、国民感情の増減として扱わず、相関と因果関係も区別します。
7.公開相談とプライバシー
公開相談やSNS投稿は、公開されているという理由だけで無条件に転載・直接リンクしません。ユーザー名、スクリーンショット、検索で再特定しやすい長い引用も掲載しません。
未成年、性被害、虐待、DV、自傷・希死念慮、摂食障害、犯罪被害、医療情報、深刻な喪失などを含むセンシティブな個人投稿は、複数事例を集約した匿名要約を優先し、公開記事から個別投稿へ原則として直接リンクしません。
個人の体験を見世物化せず、支援上の意味、安全な相談先、社会的な障壁を伝えることを優先します。
8.AIの役割とJAPOCの公開責任
情報収集の補助、分類、初稿作成、文章整理、画像制作にはAIを使用します。AIによる処理には、誤り、見落とし、日時や文脈の取り違えが含まれる可能性があります。
AIの出力だけで事実を確定せず、主要な事実は元ページと公的機関などの一次資料を優先して確認します。公開前にJAPOCが、出典、日付、団体名、事実と推論の区別、医療・安全表現、プライバシー、AI利用表示を確認し、編集・公開責任を負います。
監修者、資格、学位、所属、外部レビューなどは、当該記事で実際に確認・記録できた場合だけ表示します。
9.医療・安全上の位置づけ
AIメンタルトレンドは、医療上の診断・治療、法的判断、緊急対応に代わるものではありません。重要な判断では、記事内の一次情報と専門機関の最新案内をご確認ください。
今すぐ身の安全を確保できない場合、差し迫った災害・事故、自傷他害のおそれがある場合は、オンラインカウンセリングではなく119番または110番へ連絡してください。不安や生きづらさに関する電話・SNS相談は、厚生労働省の「まもろうよ こころ」で確認できます。
10.訂正と更新
団体名、日付、数値、出典、リンク、観測範囲、個人情報、安全上の表現などに誤りが判明した場合は、確認後、速やかに訂正します。
結論や根拠へ影響する実質的な訂正では、更新日を変更し、必要に応じて訂正内容と訂正日を記事内へ明記します。過去記事の結論を、後から得た情報で当時から判明していたように書き換えません。
11.本調査の限界
- 公開情報の全量を取得する調査ではありません。
- 非公開、削除済み、検索に表示されない投稿は含まれません。
- 公開投稿者は人口全体を代表せず、投稿数を有病率や発生率として扱いません。
- 年齢、性別、職業、診断、居住地は、本人が明記した場合以外は推定しません。
- 地域、言語、プラットフォーム、検索アルゴリズム、推薦表示の偏りを受けます。
- 一日分の観測から、中長期の社会傾向や因果関係を断定しません。
